基礎訓練を繰り返し、確かな基礎力を身につける。

日本画、版画、油彩、3つの分野に分かれて、一連の制作プロセスを踏み、試行錯誤しながらその成果を積み上げていきます。
制作に関わった時間と内容が、作品のクオリティーへとつながっていきます。
本コースの学生は厳しい基礎訓練を繰り返し、確かな基礎力を身につけるとともに、より高度な表現の領域に入っていきます。
結果主義に陥らずに長いスタンスで創作活動を続けていくことは、将来、社会人として必ず有益な資質になると考えています。

油彩分野

具体・抽象といった作品様式、変形キャンパス、組パネルといった既成の枠にとらわれない自由な表現が、油彩コースの特長です。一人ひとりの個性が違うように、作品にもそれらが反映されています。
これらのさまざまな表現領域に行き着くまでのたゆまぬ努力が、オリジナリティーあふれる創作活動を支えています。

日本画分野

「花鳥風月」、「写生」など、独自の世界観や造形思考を持ちながら東洋で生まれた日本画は、西洋からの影響を取り入れながら発展してきました。日本画は画材も個性的で、和紙、岩絵具(いわえのぐ)、膠(にかわ)、箔(はく)などを使いながら表現していきます。今、日本画の伝統的な技法をベースにしながらも、若い感覚でとらえた個性溢れる新しい表現の日本画がたくさん生まれています。

版画分野

版画の種類は大きく分けて、木版画〈凸版〉、銅版画〈凹版〉、石版画といわれるリトグラフ〈平版〉(リトグラフは最近多くアルミ板が使われます)、また布を枠に張り、インクの通過する部分と通過しない部分を作りプリントするシルクスクリーン〈孔版〉の4種類があります。それぞれの版種で制作された作品には独特の特長が表れます。また、どの版種でも制作者によってダイナミックにも繊細にも表現することができます。

履修モデル