建学の精神

札幌大谷大学、札幌大谷大学短期大学部は、その名の通り京都「大谷」の地に埋葬された日本仏教の大成者、親鸞聖人(1173年〜1262年)のみ教えを建学の精神にしています。これはまた1906年(明治39年)、北海道初の私立高等女学校を設立した札幌大谷学園の伝統に由来しています。

親鸞聖人は、自らの凡夫性にいち早く目覚めて「悪人親鸞」と名乗り、無条件に我々すべてに掛けられている大いなる願いを拠所としない限り、生死の道を克服して意味ある一生を生き切ることはできないことを発見されたのです。
その願いに基づく我々の学園は、「生き切れない命は一つもない」という理念により、すべての人間に開かれた学園であり、同時にそこでは、一人も取りこぼさない教育、選別をしない教育、裁かない教育が展開されて、自発性・自律性に富んだ学生が育まれるはずです。そして教職員も共に学び、教育支援の誠を尽くすのです。

こういった教育観に立脚して、音楽学科、美術学科では、内面からあふれ出る表現のエネルギーをさまざまな手法において発揮し、すべての人々を幸せにする芸術家を育成しようとし、地域社会学科では、地域社会に貢献しうる心身豊かな社会人を、そして、保育科においては、未来を築く子どもたちのための保育者・教育者を、真に育成したいと願っています。

3ポリシー

ディプロマ・ポリシー卒業の認定に関する方針

  1. 主体的に目標を貫徹する力(自律性) 自ら主体的に課題を見出し、高い目標に向けて持続的に努力を重ねることができます。
  2. 社会に貢献する姿勢(課題発見・社会貢献性) 社会が抱える課題を発見し、よく理解し、その解決に向けて意欲的に行動することができます。
  3. 多様な価値観・個性を受容し、共に努力し合える能力(協調性) 自分と違う個性を持つ他者への感謝の心を忘れず、目標に向け協働することができます。
  4. 社会で求められる基礎的汎用的スキル(基礎的汎用的スキル) コミュニケーション能力や課題解決能力など、卒業後の社会で求められる汎用的なスキルを身につけ、ニーズに応じて活用することができます。
  5. 専門的知識・技術の修得と活用力(知識活用) 自らが選択した学位プログラムの基礎となる、専門的知識やスキルを修得し、卒業後の社会のニーズに応じて活用することができます。

カリキュラム・ポリシー教育課程の編成および実施に関する方針

  1. 建学の精神を学び、自己と他者の命を尊重し、豊かな情操を身につけ、知徳の陶冶を図ります。全学共通の初年次教育を通じて、伝える力を身につけます。
  2. 社会に対する広い視野を持ち、多様な価値観に配慮できる豊かな人間性を身につけるために全学共通科目を配置します。特に、伝える力を中核とするコミュニケーション能力の育成のため、全学共通の初年次教育科目を配置します。また、自らの専門領域を深く学ぶと同時に、様々な領域への理解を深めるために、副専攻制度を配置します。さらに社会人として生き抜く実践力を育成するために、キャリア支援科目を配置します。
  3. 学科・専攻・コースごとに必要な基礎教養と基礎能力の定着を図り、社会に対する視野を広げるとともに、社会人としての基礎的な能力育成及び諸分野において必要な創造性の基盤となる態度を身につけるため、初年次教育科目や学部共通科目、大学共通科目を配置します。
  4. 必要な基礎的能力を身につけるとともに、学科・専攻・コースごとにより高度な専門的知識を深めるための専門科目を配置します。各専門領域の知識を深めるとともに、コミ ュニケーション能力や課題解決能力を身につけ、社会に生きる専門的職業人としての自覚を促します。
  5. 必要な基礎能力の充実と応用を図るために、これまでに修得した基礎技能や知識教養を統合させながら、学科・専攻・コースごとに専門性の高い専門的教養を深めます。専門的技能と経験をより広い社会的文脈で理解し、専門的職業人としての自己像を形成するために必要な専攻科目を配置します。
  6. 少人数制の教育を基本とし、学科・専攻・コースごとに、個人レッスンや演習、ボランティア活動、フィールドワーク、インターンシップ等の体験型科目を配置します。大学での学修内容と実社会とのつながりを認識できる機会を提供します。
  7. それぞれの専門分野に応じた卒業研究、卒業演奏、卒業制作、卒業論文を通じて、自己の課題を発見・解決し、学修成果を統合します。そして、自立した自己像を確立し社会に向けて自己を発信する実践力を養います。
  8. それぞれの専門ごとに、自己のテーマに向き合い、問題を発見・解決をしながら、独創的かつ柔軟に取り組める実践力を身につけることを最終目標とし、ディプロマ・ポリシーに沿った社会に求められる素養を身につけます。

アドミッション・ポリシー入学者の受入れに関する方針

  1. 高等学校の幅広い学習内容を習得し、さらに高等教育機関で学修を継続することに強い意欲を持っていること。
  2. 社会に目を向ける広い視野を有し、自身の専門を活かして社会に貢献しようという目的意識を持っていること。
  3. 多様な文化・価値観を受け入れる柔軟な精神を有していること。
  4. 各学部での学修にもとめられる基礎的な学力およびスキルを有していること。

学則

札幌大谷大学 学則(PDF形式:788KB)
札幌大谷大学短期大学部 学則(PDF形式:506KB)

沿革

1906年(明治39年) 私立北海女学校創立
1910年(明治43年)私立北海高等女学校に組織変更
1923年(大正12年)北海女学校に改称
1944年(昭和19年)財団法人北海高等女学校に組織変更
1948年(昭和23年)札幌大谷学園創立、
札幌大谷高等学校に改称
1951年(昭和26年)学校法人札幌大谷学園に組織変更
1961年(昭和36年)札幌大谷短期大学開学
保育科、入学定員40名
1964年(昭和39年)音楽科、美術科を増設、入学定員各50名
1966年(昭和41年)専攻科「音楽専攻」「美術専攻」を設置
1979年(昭和54年)専攻科「保育専攻」を設置
1980年(昭和55年)入学定員を保育科80名
音楽科90名、美術科70名に改める
1981年(昭和56年)開学20周年祝典を挙行
1991年(平成 3年)入学定員を保育科80名、
音楽科130名、美術科90名に改める
開学30周年祝典を挙行
2000年(平成12年)専攻科を2年制に改める
大学評価・学位授与機構より認定を受け、
「学士」の学位取得可能となる
2006年(平成18年)札幌大谷学園百周年記念式典挙行
札幌大谷大学開学
音楽学部音楽学科、入学定員80名
3年次編入学定員10名、入学定員を保育科100名、音楽科50名に改める
2007年(平成19年)札幌大谷短期大学を
札幌大谷大学短期大学部に名称変更
2009年(平成21年)専攻科「音楽専攻」を廃止
2010年(平成22年)短期大学部「保育科」「美術科」を男女共学とする
2011年(平成23年)札幌大谷大学短期大学部
開学50周年記念式典を挙行
2012年(平成24年)音楽学部を芸術学部に名称変更
芸術学部美術学科を増設、
入学定員70名、
3年次編入学定員10名
社会学部地域社会学科を増設、
入学定員70名
2013年(平成25年)短期大学部「音楽科」「美術科」「専攻科美術専攻」を廃止
2016年(平成28年)芸術学部音楽学科、美術学科
3年次編入学定員10名を廃止
札幌大谷学園 開学110周年記念式典を挙行
2019年(平成31年)新校舎完成
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