2027年度より札幌大谷大学は札幌芸術大学(仮称)へ

学校法人札幌大谷学園(北海道札幌市)は、2027年4月より同法人が設置する札幌大谷大学を「札幌芸術大学」に名称を変更します。

札幌大谷大学は、芸術学部と社会学部を有する道内屈指の高等教育機関として、これまで積み上げてきた伝統や実績をさらに発展させ、新時代の要請に本学独自の形で応えていくことができる大学の在り方を追究します。2027年度から、次のような改組と名称変更を計画しています。

札幌芸術大学(仮称)学科 札幌芸術大学(仮称)学科
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現在ある芸術学部の内に、音楽学科、美術学科に続く三番目の新学科として、デザイン学科(仮称)を新設します。

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デザイン学科には、メディアデザイン領域(写真・映像・メディアアート専攻、グラフィック・イラスト専攻、情報・プロダクトデザイン専攻、ファッション・デジタルファブリケーション専攻)と、ソーシャルデザイン領域(企画共創デザイン専攻、身体文化デザイン専攻)の2領域を設置します。

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これにともない、現在の芸術学部音楽学科、美術学科、そして社会学部地域社会学科からなる2学部3学科体制から、芸術学部音楽学科、美術学科、そしてデザイン学科からなる1学部3学科体制に変わります。

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以上を踏まえて、大学名称を札幌大谷大学から札幌芸術大学に変更します。

札幌芸術大学(仮称)学科イメージ写真 札幌芸術大学(仮称)学科イメージ写真

札幌大谷大学
千葉潤学⾧のメッセージ

札幌芸術大学は、これまでどおり、道内唯一の芸術学部を有する高等教育機関として、ピアノやオペラ、吹奏楽からオーケストラまでのクラシック音楽、それに絵画や日本画、彫刻、版画といった東西美術の高度な専門教育を一層充実させ、北海道の地から日本そして世界を目指すアーティストを育成するとともに、サウンドアートやメディアアートなどの先端分野、それにミュージカルやアニメ・映画等のサブカルチャーの分野にも開かれた芸術大学を目指します。
新設するデザイン学科は、多様なメディアを駆使して、社会そして人間の生活に役立つ「モノ」づくりを追究する〈メディアデザイン〉と、フィールドワークやデータ分析を通して社会や地域の課題を洞察し、新しい価値観を提案する〈ソーシャルデザイン〉をひとつの学科に融合します。持続可能な社会に向けて、ハードとソフトの両面から社会をデザインし、クリエイティブなアイデアを社会に実装していく力を身に付けてもらうことを目的としています。

またデザイン学科は、美術や芸術の経験がない人にも開かれた学科です。学生は、ゼミを中心にフィールドワークなどを通して社会や地域を学ぶとともに、これからの社会人に必須となるメディアやグラフィックのスキルも身に付けることができます。他方、音楽学科や美術学科を併設する「札幌芸術大学」そして「芸術学部」にある強みを活かして、芸術やアートに身近に接しながら、すぐれた感性や直感力を養っていくことができます。
札幌大谷大学への進学を検討されている受験生およびご家族の皆さま、また本学の在学生、同窓生の皆さま、そして、本学をさまざまな形でご支援をいただいている関係の皆さまには、札幌大谷大学から札幌芸術大学への名称改称、およびデザイン学科の新設と発展に向けて、引き続きご理解・ご支援をいただきますよう、よろしくお願い申しあげます。

プレスリリースに関する
お問い合せ先・取材依頼先

札幌大谷大学 事務局⾧(将来構想計画担当)
本学HP「お問い合せ」をご利用ください。

https://www.sapporo-otani.ac.jp/contact/

TEL 011-742-1651/FAX 011-742-1654

※名称・構想内容は予定であり、
変更することがあります