音楽学科4年生が国家試験・知的財産管理技能検定に合格しました
音楽学科4年生の木村凪沙さんが、2025年7月に実施した、知的財産管理技能検定に合格し、国家資格・三級知的財産管理技能士(管理業務)を取得しました。
知的財産とは、人間の創造的な活動や発想から生まれた「アイデア」や「表現」など、形のない財産のことです。法律によって権利として保護されることで、他人に勝手に使われたり盗まれたりするのを防ぐことができます。
音楽学科や美術学科の学生にとっては、演奏や制作物の発表において、自分の権利を知り、守るためにも必要な知識となります。また、国家資格の取得は就職活動においても有利となり、面接時などでアピールすることができます。
木村さんは、もともと楽譜の著作権に興味があり、将来フリーランスで音楽関係の仕事に携わることを見据え、知識を身につけたいと考えたそうです。楽譜や演奏に関わる中で、正しい知識の必要性を感じ、検定の勉強を始めました。
テキストで要点を整理し、過去問題で実践力を養いながら、無料の解説動画も活用。すべて独学で約3か月間取り組み、見事に合格されました。
本学では、札幌大谷キャリア支援プログラムにおいて資格取得支援を行っており、知的財産管理技能検定に合格した場合には、卒業単位に算入できる1単位を取得することができます。また、教員による過去問演習ゼミも行う予定ですので、学生の皆さんにも是非、受験にチャレンジしていただきたいと思います。(キャリア支援課)