学科長挨拶

  • 芸術学部音楽学科学科長谷本聡子教授
    芸術学部 音楽学科 学科長
    谷本 聡子 教授

    音楽のチカラ

    この一年、皆さんにとって、音楽はどのような存在になっていたでしょうか。
    コロナ禍の中、当たり前と思っていた生活は一変し、家に籠る生活が続きました。沢山のコンサートや催しものが中止になり、人々は集えなくなりました。また、種々の自然災害の前には無力な思いも味わいました。
    でも 、私たちの世界から「音楽」は無くなりません。どんな困難にも、人には「工夫する」知恵があり、人々が「伝え合う」ことで得られる力は大きい。この一年、画面の中では新しい可能性と、その先の世界が広がりました。しかし、生の音から得られる情報量の多さと、伝わる思いの強さにも、改めて気づかされました。

    「おおたにの音楽」は、45年の短期大学の歴史の上、四年制の札幌大谷大学として、最初の「音楽学部」が開学されました。それから進化すること15年。指一本で世界のあらゆるところの、あらゆるジャンルの音楽を聴くことができる世界になりました。その一本の指で触れるボタンの先に、創り手や演奏家が積み上げた時間と努力と情熱が詰まっている。そんな原点にも立ち戻ることができたと思います。

    音楽には楽しい思い出も、悲しい記憶も呼び覚ますチカラがあります。音楽には今の心を救ってくれるチカラがあります。音楽には未来に勇気をもらえるチカラがあります。そんな、「音楽のチカラ」と濃く触れ合える4年間を過ごせば人の根源から湧き出る人間力を磨けます。そして多様な道に進んでも、音楽を通しての一生の仲間を得られます。札幌大谷大学の音楽学科が目指しているのは、そんな「人のチカラ」です。
    新しい時代に、一緒に札幌大谷大学の音楽学科で、「音楽」との無限の繋がり方を見つけていきませんか。

教育目標

芸術学部音楽学科は、本学学則第1条第2項第1号に定める目的を達成するため、
以下を教育目標とする。

  1. 西洋音楽に関わる演奏・創作・教育・研究の多様な分野において、北海道ひいては
    我が国の音楽文化の発展を担う人材を育成する。
  2. 演奏技能教育のみならず専門教養教育を重視し、音楽文化の普遍的価値に対する
    深い造詣をもった音楽家、教育者、研究者を育成する。

三つのポリシー

アドミッション・ポリシー入学者の受入れに関する方針

  1. 大学教育を通じて発展・向上させる能力

    芸術学部音楽学科では、北海道における4年制の高等教育研究機関として、創作・教育・研究・応用に関わる幅広い学びの分野を設け、将来は、音楽を通して幅広く社会貢献できる人材の育成をめざしています。
    そのために本学科では、西洋音楽の伝統を通して培われた専門的な技術と知識を修得するとともに、さまざまな合奏・アンサンブル・集団セッションや美術学科との共同制作を通して、創造的なコミュニケーション能力と協働性を発展させます。
    さらに、これらの知識と技術が生きた経験に結びつくように、外部での発表や実習の機会を通して専門的な能力を活用し、さまざまなニーズに応えて社会に貢献できる能力を向上させます。
  2. 入学者に求める能力

    [知識・技能]
    レベルの高低やジャンルの別を問わず、音楽活動に必要な基礎的な知識と技術を有していること。
    音楽を通じた社会貢献の意義を理解するために、高等学校での幅広い学習内容を習得していること。

    [思考力・判断力・表現力]
    現代の社会や文化のなかで音楽が果たすべき役割や意義について関心をもち、自分自身が果たすことのできる課題を考え、演奏・創作・発表等の方法で表現できること。

    [主体性・多様性・協働性]
    合奏・合唱等の音楽の団体活動やボランティア活動の経験を有し、多様な価値観や視点をもつ人々との協働による音楽活動の意義を理解し、積極的に参加する意欲を有していること。

カリキュラム・ポリシー教育課程の編成及び実施に関する方針

  1. 建学の精神を学び、自己と他者の命を尊重し、豊かな情操を身につけ、知徳の陶冶を図ります。
  2. 社会に対する広い視野を持ち、多様な価値観に配慮できる豊かな人間性を身につけるために全学共通科目を配置します。特に、伝える力を中核とするコミュニケーション能力の育成のため、全学共通の初年次教育科目を配置します。また自らの専門領域を深く学ぶと同時に、さまざまな領域への理解を深めるために、副専攻制度を配置します。さらに社会人として生き抜く実践力を育成するために、キャリア支援科目を配置します。
  3. 1年次は音楽家としての基礎教養と基礎能力の定着を図るとともに、社会人としての基礎的な能力育成のために初年次教育科目や大学共通科目を配置します。また、芸術の基礎的な態度を養うために学部共通科目を配置します。
  4. 2年次は基礎的な技能の充実を図るとともに、より高度な音楽理論、音楽史、音楽文化に対する知識を深める科目を設置します。これらを通じて、社会に生きる音楽家としての自覚を促します。
  5. 3年次は、基礎能力の充実と応用を図ることをねらいとします。1、2年次に養われた基礎技能や知識教養を活かし、芸術的表現力や感性を豊かなものとします。また、より専門性の高い芸術的教養を深めることで、専門的技能と経験をより広い芸術的文脈で理解させ、演奏家、研究者、教育家などの自己像を形成します。
  6. 4年次は、それぞれの専門分野に応じた卒業研究を通じて、自己の課題を発見・解決し、学修成果を統合します。そして、自立した自己像を確立し、ディプロマ・ポリシーに沿った、社会に向けて自己を発信する実践力を養います。
  7. 正統的な演奏技術の教授や実践的なスキルの育成を実現させるために、専門的な領域においては個人レッスンまたは、少人数制の教育を基本とします。また、授業及び授業外において、学生の修学のための支援を行います。
  8. 学生の技術の進度や資質に応じて課題を設定します。授業以外の活動として、各種演奏会、インターンシップやボランティア活動などに参加する機会を通じて、大学での学修内容と実社会とのつながりを認識できる機会を提供します。

ディプロマ・ポリシー卒業の認定に関する方針

  1. 主体的に生きがいや課題を見出し、将来的な目標に向けて、持続的に自己研鑽を積み重ねていくことができます。(自律性)
  2. 音楽を通じて自己を表現しながら、さまざまな人々と感性的交流の場を創出し、音楽の力によって社会における課題解決に取り組むことができます。(課題発見・社会貢献性)
  3. 音楽による相互交流を通して、個性を発揮しながら、他者の個性も理解し尊重する姿勢をもち、共に努力することができます。(協調性)
  4. コミュニケーション能力や課題解決能力など、卒業後の社会で求められる汎用的なスキルを身につけ、ニーズに応じて活用することができます。(基礎的汎用的スキル)
  5. 正統的な演奏技法及び専門知識の修得に加え、音楽の実践や研究によって培われた豊かな感性を、現実社会のニーズに応じて活用することができます。(知識活用)

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